こんにちは。模様替えコンシェルジュの楠田恵子です。
今日はちょっと専門的な話題かもしれませんが、なんとか噛み砕いてお伝えしてみます。
先週、ハウジングエージェンシーで行われたセミナー『海外見本市に見るインテリア新作レポート』に参加してきました。
講師は、インテリアデザイナーの網村眞弓氏(Color Design Firm代表)です。
今回は、ハムテキスタイル(フランクフルトで開催される、世界最大の家庭および業務用テキスタイルの見本市)の内容を中心に、欧州各地で行われた2018年のインテリアトレンドを占う展示会が網羅された内容でした。
今回のセミナーのポイントは、
「世界のトレンドを牽引するほどの
日本のライフスタイル空間デザインとは何か?」
でした。
そしてこれに対する答えとなるライフスタイルのトレンドコンセプトとは、
Future is Urban (未来は都市型になる)
すなわち、21世紀にはほとんどの人が都市に暮らすようになる。
10年後には人口1千万年が40にも上ると思われるなか、
東京はすでにメガ都市でありながら、美や健康に敏感でナチュラル志向。
「整然と美しい個性ある暮らし」が実現できているということで、注目されている。
日本のライフスタイルが注目されているということは、そういう意味だそうです。
なんだかこれまでの日本の注目のされ方とは違いますね!
ライフスタイルトレンドのキーワードを簡単に説明すると
-
- Micro Home(狭い家に住むのには、いろいろな機能をもつ家具などが必要)
- Green Workplace(職場に緑を持ち込む。丸みを帯びた家具を使う)
- Color Experience(脳が感じる色の効果。赤がリラクゼーションの色、青はやる気を起こさせる効果がある、など)
- Perfect Imperfection(同じ柄は2つとない。藍染めなど、手作りのものを良しとする)
- Assemble & Adapt(将来は誰でもデータを使ってパーツの組み合わせで服などを作ることができる)
なんだかちょっと、難しいですね 笑
私もちょっと整理できていないのですが、メモを頼りにポイントを書き出してみました。
- 家がリチャージステーションになる。どのようにリラックスして自然を取り込むか。
- コンパクトでありながら効率がいい暮らし、フレキシブルなスペース
- 都市にシングル生活者が増加し、自由な暮らし、自由な文化が生まれることに対応する工夫が、デザイナーや建築士に求められる。
- フレキシブルでマルチ機能をもった家具、ポータブルな家具
- ソフトなカラースキーム(色使い)で、圧迫感を少なくした住まい
まとめると、
狭いスペースで、フレキシブルで持ち運びも可能な家具を使い、
自然を取り込んだリラックスできる住まいで生活する
というのが、今後のトレンドになってくるだろう、
ということでしょうか。
インテリアのトレンドとか、あまり関係ないと思うかもしれないけれど、
身近なもので選択肢が増えるかもしれないのはいいことだと思います。
たとえば、ソファとして使えるベッドとか
使わないときは折りたたんでおけるデスクとか
ダイニングとリビングを兼ねたスタイルとか
今もありますが、そんなものが今後もっと増えてくるのかもしれません。
もっと使いやすい形やスタイリッシュなデザインで新しいものが増えてきたら、
スペースも有効活用できるのでいいですね!
(イメージ写真)
(Habitat より)
なにかいい写真はないかな、と探していたら
イギリスのインテリアショップ、Habitat のページに、
『狭小スペース特集』みたいなものがありました。
よければご参考に。
明日は今日の続きで、インテリアカラートレンドについてのお話です。
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