ICとしての私の原点その2 ー 日本でのカルチャーショック。

 

イギリスで出産をして、娘が2歳3ヶ月の時に日本に帰国しました。

東京の実家にしばらくいましたが、マンションを借りたのは以前住んでいた社宅からも近い、横浜市青葉区でした。

 

でも同じ年頃の子供がいる友達も近くにはおらず、半年後に娘の習い事でラボパーティー(英語のお教室のようなもの)に入るまでは、結構孤独でしたね。

いつどこに行けばこんな子育てサークルみたいなものがありますよ、というような情報もなく、ぽつんとしていました。近所で知り合ったお友達とたまーに会うくらい。

 

あまり公園にも行かなかったので、たまに行っても友達は出来ませんでした。子供を見ながら少し立ち話をしたあとに「よかったらうちに来ない?」とか言うと、あからさまに引かれたり(笑)まあ今思えばちょっとグイグイ行きすぎたのかな、と思います。

 

イギリスの方が他人との距離が近いんですよね。壁が低いというか。例えばどこかのショッピングモールとか劇場とかでトイレの列に並んでいたとします。前後の人と「混んでるわね〜」「ほんとね〜」みたいな、何気ないですけど、知らない人同士でちょこっと会話をしたりします。

日本ってなかなかないですよね。まあ、大阪ではあるかな(笑)イギリスではごく自然なんですが、それを日本でやると「え?なにこのひと?」みたいなリアクションがあったりして。日本人なんですけど、子育てをイギリスで始めたからなのか、しばらくいろいろカルチャーショックを感じました。

 

ご存知のようにイギリス人はガーデニングが好きで、小さなフロントガーデンと、より大きなバックヤードのある家が多いのですが、なんというか、社会に開かれたフロントガーデンからの繋がりで、家の中ももうちょっと外に向かって開かれている感じがします。

フロントガーデンで立ち話をしていたら、「ちょっとお茶一杯飲んでいかない?」みたいな感じで気軽に家に招かれる、というイメージでしょうか。心も家も、いつも人を招き入れる準備ができている感じ。

 

子育て中の私は、自分の家に自信があるとかいうことでは全然なかったんですが、もうちょっと気軽に行き来してもいいのになぁと思いました。

もちろん個人差はあるし、親密度にもよるのだろうけれど、日本では比較的人を家に招き入れることへのハードルが高いんだな、と。

人の家に行くと、その人の個性が見えるし、親子でより親密度が高まりますよね。もちろん誰でもかれでも家に上げるということではないのですが、散らかっているから、とか、狭いから、という理由で人を呼ばないのはもったいないな、と思いました。もっと外に向かって開かれた家が増えるといいのにな、と感じました。

 

いま振り返れば、そんなことが背景として気持ちの中に積もって行ったんじゃないかな、と思っています。

でもインテリアを仕事にしたいと思ったのはもうちょっと先のことです。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 



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