(カラーワークスHPより)
日本はその住宅事情からか、『白い壁紙信奉』みたいなものが根強くありまして
新築の家やマンションの壁は、ほぼほぼ白いクロス貼りです。
確かに広く見えるかもしれないし、何にでも合わせやすく無難ではありますが
注意しないと殺風景、没個性な印象を与えてしまいがちです。
しかし近年、日本でもアクセントウォールというものが流行し
部屋の壁の一面に柄ものや色もののクロスを貼るとか
ペイントするとかいうことが一般的になってきました。
今日は、気軽にできる壁装飾のバリエーションについて、まとめてみました。
◇アクセントクロスを貼る
(WALPA HPより)
お部屋の壁一面だけに、柄ものや色ものの壁紙を貼る方法手法です。
部屋中柄ものだと抵抗がある、という方も、一面だけなら取り入れやすいですよね。
壁にデザインや色があると、一気にお部屋のオシャレ度がUPします。
いまは自分で貼れて、しかも後々キレイに剥がせる壁紙もたくさん出ています。
素材もビニールのほか、紙やフリース素材などがあります。
また裏面にあらかじめ糊がついて売られているものもあります。
素材によって施工方法も少し違ったりしますので、要確認です。
◇ペイントする
(カラーワークスHPより)
アクセントクロスと同じように、一面だけペイントするのが流行しています。
やはり既存の壁紙の上から塗ることができるものが手軽です。
壁の大きさやペイントの種類、施工の人数にもよりますが
1度塗りのあと時間を置いて2度塗りしても、半日あれば十分なことが多いです。
寝室に塗ってもその夜からそこで寝られるくらい、臭いもないものも出ています。
◇ウォールステッカーを貼る
(ウォールステッカー市場HPより)
ウォールステッカーも気軽に貼ったりはがしたりできる壁装飾です。
デザインや色、そしてサイズも様々で
ちょっとしたアクセントから、かなり存在感のあるものまであります。
貼り方も、シールタイプや転写タイプなどありますので
よくチェックしてから購入してください。
壁紙の方に凹凸があると、貼ってしばらくすると
剥がれてしまうケースもあるので、注意が必要です。
◇ファブリックボードやアートを飾る
(cortine HPより)
ファブリックボード(またはファブリックパネル)は
自分のお気に入りの布を使って、好きな大きさで作ることができるアートとして
人気が高いです。
フレームがないのでどちらかというとカジュアルな印象になります。
それに対して額装されたアート類は
アートそのものだけでなくフレームで、イメージが大きく変わります。
(そして額装に結構費用がかかったりします)
◇プチ・グリーンウォール
最近、ボタニカルブームのためか
商業施設などのインドアでも壁緑化がよく見られますが
そのお手軽バージョンを見つけました。
これは、アートフラワーなどを扱う東京堂さんなのですが
このように土台にフェイクグリーンをくっつけて
一つの作品として壁に飾る、というのがとても今っぽい、と思います。
トイレに飾ったりしてもいいかもしれません。
◇まとめ
壁は面積が大きく、手を加えることによってインテリアに与える影響は大ですし
家具を置くのと違って部屋の面積に影響を与えることもありません。
これを活かさない手はないと思うのです!
壁を制する者はインテリアを制す、とも言われています。
賃貸物件の場合、退去の時にはどちらにしても壁紙は替えることが多いので
大家さんに聞いてOKなら、アクセントクロスやペイント等もできるかもしれません。
素敵なウォールデコレーションを楽しみましょう!