(画像:マナ・トレーディングHPより)
お部屋の窓を覆うものを総称して、ウィンドウトリートメントと言います。
この窓周りのアイテムをカーテンにしようか、シェードにしようか、
あるいはブラインドやロールスクリーンにしようか、
迷われる方も多いかと思います。
今回はその中でも布モノの代表、
カーテンとシェードの比較をしてみたいと思います。
カーテンにもシェードにも、いろいろなスタイルがありますが、
それぞれの特徴は、おおむね以下のようなものです。
(画像はサンゲツHPより拝借しています)
カーテンの特徴
横に開閉する。
開け閉めがしやすい。
ドレープが美しい。
ドレープに空気が溜まるので、保温効果がある。
左右に溜まりができる分、邪魔になる場合もある。
シェード(ローマンシェード、プレーンシェード)の特徴
上下に開閉する。
上に畳まれるのですっきりして見える。
上からの目線を遮ることができる。
下げた場合、一枚の布になるの(無地だとのっぺりする)
メカを使うので、価格がカーテンよりも高い。
カーテンを選んだほうがいいのは
洗濯物の出し入れなどで出入りが多い、ベランダの掃き出し窓などの場合です。
カーテンの他に、縦型ブラインドでもいいでしょう。
冬場に暖かいというのは、意外に見落としがちなポイントですが、
ぺらっと布1枚のシェードに比べると、温かさが全然違います。
特に冬場は、長さを床すれすれか、
思い切り長くしてひきずるくらい
(ブレイクスタイルという。トップ画像参照)にすると
暖かい空気が逃げません。
逆にシェードがお勧めなのは
お部屋を凹凸なくスッキリと見せたい場合。
また、布地の柄を絵のように使いたい場合も、シェードがいいでしょう。
もしくはロールスクリーンやブラインド(上下に開閉するタイプ)ですね。
すっきり見えるこのタイプは和室にもオススメです。
出入りはあるが、すっきりしたい場合は
(タチカワブラインドHPより)
縦型ブラインドか、カーテンでもフラットカーテン、がオススメです。
究極のスッキリは、ウィンドウトリートメントなし、っていう手もありますね!
外からの視線が気にならないマンションの高層階などではそれもありでしょう。
ペアガラスで窓から冷気や熱気が入ってこない構造になっていれば
保温の問題も全く問題ないと思います。
窓のタイプや場所に合わせて
また、見せたいイメージによって
適切なウィンドウトリートメントを選んで
快適&素敵なお部屋にしたいですね。
ウィンドウトリートメントのバリエーションについては
インテリア図鑑のHPをご参照ください。