コラム4:ラグをお勧めする理由。

(東リデジタルカタログより)

いよいよ秋本番。
朝晩を中心に、気温の低い日が出てきましたね。

さて、あなたのお宅では、ラグを敷いていますか?
敷く派、敷かない派、が案外はっきり分かれやすいのがラグではないかと思います。

 

◇ラグのメリット・デメリット◇

 

ラグを敷くメリットとしては、
◆部屋の中でエリア分けができる
◆床の汚れ防止になる
◆お部屋のアクセントになる
◆フローリングや石など、床材の冷たい感触を和らげてくれる

などが考えられます。

一方、デメリットとしては、
◆部屋が狭く見えてしまうことがある
◆アレルギー反応を起こす場合がある
◆素材や色によっては汚れが気になる(洗濯がしにくい)

といったところでしょうか。

ちなみに、我が家はラグを敷く派です。
エリア分けをしたいのと、フローリングに直に座るのが好きではないからです。
素材や色・デザインの違うものを春夏と秋冬で変えることもあります。

また、ダイニングにも床暖房が入っていますが、フローリングのひやっとする感じが苦手なので
夏以外はダイニングラグを敷いています。
これは機能重視なので、本来は敷かない方がすっきり見えて好きです。

今回はラグを敷く場合の選び方をご紹介します。

 

 

◇ラグの選び方◇

 

1. 素材

ウール素材は、冬は暖かく、夏は涼しいのでお勧めです。
汚れても汚れが落ちやすいという利点もあります。
また夏はコットンや麻のようなさらっとした素材もいいですね。
夏は汗などで汚れやすいので、洗える素材だと安心です。

一方、マイクロファイバーと呼ばれるポリエステル素材のラグもたくさん流通しています。
こちらも耐久性やクッション性もあり、なんといっても安価で気軽に取り替えやすいのが魅力です。

その他、牛革のパッチワークのもの(カウハイドレザー)もインテリアショップなどで見かけますが、とてもおしゃれです。
どの素材を選ぶにしても、滑りにくい仕様のものを選ぶか、滑り止めをつけて使いましょう。


(ディノスオンラインより)

 

2. 形

大きく分けて、正方形・長方形のものと、丸型があります。
丸型がいいと思う場所は、シングルソファとサイドテーブルだけの小さなコーナーや子供部屋など、かわいく見せたいところ。
普通は角形の方が使いやすいのでお勧めです。


(東リオンラインカタログより)

 

3. サイズ

ソファの前に置く場合、ラグの横幅(ソファに対して水平方向)は
ソファの横幅より若干長め(10〜15センチくらい)にするとバランスがいいと思います。

縦幅(ソファに対して垂直方向)はセンターテーブルや、向かい側の椅子やソファの有る無し、
そしてリビングスペースの大きさによってバランスを見て決めるといいでしょう。

また、小さめのサイズのものを何枚か重ねて使うという方法もあります。
インテリアショップなどでもよく見かけるので、チェックしてみてください。


(東リデジタルカタログより)

 

4. デザイン・色

ラグにもいろいろな色やデザインがあります。
ラグをお部屋のポイントにしたい!という場合もあるかもしれませんが
一般的にはあまり凝ったデザインのものや目立つ色のものを避けて、お部屋に馴染むものにする方が無難です。

無地はつまらない、ということであれば、お部屋で使われている色(アクセントカラーなど)を
ラグにも少し取り入れるようにすると違和感がないでしょう。

ちょっと上級者向けですが、多色使いのラグを敷いて、そこから色を抽出してお部屋に使うのもおしゃれですね。


(びっくりカーペットHPより)

 

 

◇トレンドのラグ◇

 

最後に、いまトレンドとなっているラグのご紹介です。
ベニ・ワレン ラグというのを聞いたことがありますか?
モロッコの原住民族で山岳地帯の遊牧民であるベルベル人がベニワレンという地域で織ったラグのことで
希少性が非常に高いのだそうです。


(ガラタバザール楽天市場店より)

人気の北欧モノトーンモダンはもちろん、いろいろなインテリアスタイルに合わせやすいとあって大人気!
ですが全て手織り、しかも希少とあって、お値段もなかなかです。
上の写真の商品は、255×120センチが ¥272,000とか!!(◎_◎;)

が、ベニ・ワレン「風」ラグというものもたくさん出ています。
本物はどうしても「中古」になるのですが「風」ですと新品ですので
むしろこっちの方がいいという方もいらっしゃるかもしれませんね。


(ディノスオンラインより)

 

◇まとめ◇

 

ラグについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
機能性、デザイン性を兼ね備えたラグですので、メリットやデメリットを理解した上で
お部屋にぴったりなものを見つけてくださいね☆

 

 

 

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