新版『インテリアファブリックの世界』に思う、コーディネーターの役割とは。

 

先週末、新幹線に乗る機会があったので

普段なかなか読めずにいた本を持って行きました。

その本がこちらです。

 

 

同じ本ですが、左が8年前に出版された旧版。

アマゾンで数年前に購入しましたが、現在は完売しています。

 

そして右は、今年発売になった改訂新版です。

なななんと、こちらのイベントでお会いした

著者である、マナトレーディング会長(前社長)の

斎藤伸一さまが、ご丁寧に送ってくださいました!

感動です(T_T)

 

新版は文章などはほぼ一緒なのですが、

マナトレーディングがこの8年の間に

新たに扱うようになったファブリックブランドについてのページが追加されています。

 

写真は既存のブランドも含め、すべて新しいものに差し替えられ

説明文も書き換えられているところもありました。

 

マナ・トレーディングの代表的ブランドSAHCOの、旧版(左)と新版(右)のページ。

 

 

美しいファブリック、美しいインテリアへの

斎藤会長の愛情が感じられる本です。

 

そしてなんど読んでも

仕事に向かう気持ちを引き締められる本です。

 

 結局のところ、仕事をするうえでいちばん大切なことは「一生懸命にやる」ということに尽きるのだと、私は考えます。
さまざまなコミュニケーションスキルや、マネージメント術、時間管理法などを学ぶのもいいかもしれません。しかし、まず大前提となるのは、クライアントにたくさんのメリットを差し上げるために、与えられた仕事を一生懸命やること。もしも失敗してしまったなら、それは自分の一生懸命さが足りなかったということです。次はもっと一生懸命になってみてください。

「あとがき」より

 

 

一貫してブレない真摯さを貫いてきた斎藤会長のお言葉。

「インテリアは人生を変える」

「インテリアは人生に関わる仕事」

だということを私も肝に銘じて、一生懸命やらなくてはと思います。

 

いろいろなものが、いろいろな価格で手にはいる時代です。

ですが、日本で車やファッション、そして家自体に比べて

インテリアにお金をかける人の割合は、まだまだ少ないように思えます。

 

もちろんお金をかければいいというものではありませんが

お気に入りのインテリア、美しいものに囲まれて暮らす心地良さや豊かさ

そして、よりいいものの存在や価値を、お客様に伝え続けていくのも

インテリアコーディネーターとしての役割なのだと思います。

 

たとえば、

リビングのカーテンは1万円でも買えます。

寒さや紫外線、視線をカットしたりという機能的には、それでも全く問題ありません。

でも、カーテンは毎日目にするし、毎日触れるものです。

ここにこんな素敵なファブリックがあって

それでカーテンを作ると空間がこんなにグレードアップしますよ。

そして余った布でお揃いのクッションを作ってみませんか?

お部屋にぐっと統一感が出て、お友達を呼びたくなりますよ。

ってね。

 

『インテリアファブリックの世界』はなんど読んでも

私を初心に帰してくれる本です。

斎藤会長、ありがとうございます。

 

 

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