少し前の話になってしまいますが、葉山での『アルヴァ・アアルト展』に行ってきました。
アアルト展について
フィンランドの建築家であり、デザイナーでもあるアルヴァ・アアルト。
この展覧会は、アアルト生誕120周年を記念し企画されたものです。
ドイツのヴィトラ・デザイン・ミュージアムとフィンランドのアルヴァ・アアルト美術館による国際巡回展で、日本では4箇所を巡回します。
最初が私の行った、神奈川県立近代美術館。
12月8日から名古屋市美術館で開幕し、そのあと2月16日から再度東京ステーションギャラリーと、関東に戻ってきます。
そして最後に青森県立美術館に移動します。
今回のテーマは「もうひとつの自然」。
有機的な曲線を描く木造建築や、家具、そして小物のデザインに至るまで、アアルトの造形物は自然からのインスピレーションをふんだんに受けています。
葉山という自然に抱かれた美術館が展示会場に選ばれたのも、そういった理由からだったのではないでしょうか。
名古屋、東京、そして青森での開催も楽しみですね。
巡回展「アルヴァ・アアルト – もうひとつの自然」 2018年9月15日 – 11月25日 神奈川県立近代美術館 葉山 2018年12月8日 – 2019年2月3日 名古屋市美術館 2019年2月16日 – 4月14日 東京ステーションギャラリー 2019年4月27日 – 6月23日 青森県立美術館
撮影OKな展示は…
今回、写真撮影がOKだったのは、最後の展示室と、廊下でした。
アアルトデザインの「スツール60」が集合!
アアルトデザイン家具や照明、小物によるディスプレイの数々。
廊下には何種類かの椅子とテーブルのセットが置かれていました。
いろいろ座ってみた!
葉山の自然とともに
私が家族と3年前にフィンランドのヘルシンキを訪れた際、アアルトによる建築物や照明器具、インテリア雑貨を目にしました。
でも『アアルト邸』にいくことができなかったのは本当に残念!
今回はそのリベンジ?にはなりませんが、少しでも彼のデザインのエッセンスに触れたいと思いました。
今回は逗子在住のコーディネーター仲間が、ドライブを兼ねて連れて行ってくれました。
海沿いの道を走ったり、最近できた道の駅に寄ってみたり、逗子〜葉山の自然を満喫しながらのアアルト展。
思い出に残る一日となりました。